バーボンとビールのカクテルであるボイラーメーカーに関する網羅的な情報を知りたいですか?
本記事ではボイラーメーカーの栄養成分、作り方を解説します!
なお、おすすめの作り方を分かりやすく解説しています。
作り方だけを見たい方は、目次から「ボイラーメーカーの作り方」をクリックすれば見れます。
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ボイラーメーカーとは
ボイラーメーカーとは、ビールとバーボンを使ったビールのカクテルです。
由来は諸説ありますが、ボイラー技士が仕事終わりでヘトヘトに疲れ果てて、簡単に酔うためにビールとウイスキーを混ぜて飲んだことから「ボイラーメーカー」と呼ばれるようになりました。
上の写真のとおり、ボイラーメーカーは、バーボンのショットグラスを沈ませた「ハードボイルド」なカクテルです。
今回はボイラーメーカーにぴったりの「JACK DANIEL’S(ジャックダニエル)」を使ってみました!
それでは、順に見ていきましょう!
バーボンとは
バーボンとは、トウモロコシを主原料としたウイスキーです。
バーボンは、スコッチやアイリッシュなど、様々な種類があるウイスキーの一種です。
それでは、順に見ていきましょう!
バーボンの種類
バーボンのうち、有名なものは次の6つです。
バーボン
トウモロコシ原料のため、少し独特な香りがします。
(石鹸や接着剤のような香りと揶揄されることもあります。)
好みが分かれますが、バーボンの風味が好きな人は「他のウイスキーは飲めない」ってくらいハマります。
バーボンの作り方
ざっくり言うと、バーボンは主にトウモロコシを使ったウイスキーです。
ウイスキーの種類は多岐に渡りますが、簡単にまとめると以下のとおり。
種類 | 原料 | 割合 |
通常のウイスキー | 大麦、小麦、ライ麦など | 大麦の割合が多い。 |
モルトウイスキー | 大麦 | 大麦100%(国によって基準は異なる。) |
バーボン | トウモロコシ、大麦など | トウモロコシを51%以上。穀類も使用 |
参考までに、ざっくりとしたウイスキーの種類は以下のとおり。
種類 | 原産国 | 香り・特徴 |
スコッチ | スコットランド | ピート(泥炭)をしっかり使うため、スモーキーな風味。 |
アイリッシュ | アイルランド | ピート(泥炭)不使用のため、すっきりとした風味。 |
バーボン | アメリカ | トウモロコシが主原料(通常は大麦など)のため、独特の風味。 |
ジャパニーズ | 日本 | バランスがとれた風味。シングルモルトが多い印象。 |
バーボンは少し独特な風味がしますが、まだ一度も飲んだことがない方は、ぜひ一度お試しください!
通常のウイスキーとは全く違う風味です!
なお、値段が高い方がストレートでは飲みやすいですが、ハイボールにすれば違いは分かりません。
バーボンの飲み方
バーボンといえば、ロックスターや映画のギャングがラッパ飲みしてる印象が強いお酒です。
とはいえ、ウイスキーといえば、ウイスキー。
アルコール度数は高く、少しクセはありますが、美味しいお酒です。
それでは、バーボンの基本的な飲み方を紹介します!
バーボン ストレート
常温ストレート
ポイントは「常温」です。
ジャックダニエルや、メイカーズマークなど、700mlで2,000円台のバーボンは常温で楽しむのが最適です。
香りと風味を楽しむには「温度が高めのほうが良い」からです。
もちろんハイボールにしても美味しいですが、少しもったいないです。
逆に、ジムビームやフォアローゼズなどの、700mlで1,000円台のバーボンはハイボールにすれば美味しく飲めます。
バーボン トワイスアップ
バーボン:水=1:1
ポイントは「常温」です。
トワイスアップは、アルコール度数の高いお酒を飲みやすく、かつ風味を最大限引き出す飲み方です。
ストレートでも良いですが、アルコール度数が高すぎて、舌や口、喉がヒリヒリしてしまう人が多いかと思います。
その点、トワイスアップは常温の水で半分に割るため飲みやすいです。
また、香りや風味も死なないので、少し高価なお酒を楽しむのには最適な飲み方といえます。
バーボン ホット
バーボン:お湯=1:1
トワイスアップのお湯バージョンです。
お湯で割って温度を上げることで、バーボンの香りが最大限に開きます。
筆者もバーボンのお気に入り飲み方の一つです。
注意ポイント
香りは非常に開きますが、飛ぶのも一瞬です。
一回で作ってゆっくり飲むとうより、小さめのグラスで作って、こまめに飲んだ方が美味しいです。
バーボン ロック
氷は大きめがGOOD
バーボンロックは、氷によってアルコールのトゲトゲしさを抑えた飲み方です。
飲みやすいですが、冷えることでバーボンの香りが閉じてしまうので、個人的にはあまりオススメではありません。
ハイボールのような爽快感もなければ、常温ストレートのような香りもあまり楽しめません。
ロックは飲み方としては有名ですが、逆に上級者向けの飲み方かと思います。
なお、氷はドウシシャの製氷機で作ると、簡単に透明で溶けにくい丸氷が作れるのでオススメです。
バーボン ハイボール
バーボン:炭酸=1:3〜4
バーボンハイボールは、バーボンを炭酸でスッキリと飲みやすくしたカクテルです。
なお、バーボンのアルコール度数は約40%あります。
炭酸で割った度数は次のとおりです。
バーボン | 炭酸 | アルコール度数 | 完成量 |
100ml | 300ml | 10% | 400ml |
100ml | 400ml | 8% | 500ml |
美味しく飲むコツは次のとおり。
ポイント
- うすづくりグラス:サッと飲む
- 厚め持ち手グラス:ゆっくり飲む
うすづくりグラスは、最大限にハイボールを楽しむことができる一方、氷の溶ける速度が速いです。
厚めのグラスは、持ち手によって体温が伝わらず、また厚さによって保冷力がある一方、飲み口の厚さから味がぼやけます。
シーンによって使い分けるようにしましょう!
ボイラーメーカーの栄養成分(カロリー・糖質)
栄養成分は以下のとおりです。
なお、本記事ではビールの代わりにノンアルコールビールの「クラウスターラー」を使用しています。
成分(1杯約300ml) | 含有量(1杯約300ml) |
エネルギー | 140kcal |
炭水化物(糖質) | 15g |
参考
主な材料である、クラウスターラー270mlとバーボン30ml(合計約300ml)の栄養成分を概算しています。
炭水化物(糖質)は約15gであり、糖質はそこまで多くないです。
バーボンは糖質が無いため、クラウスターラーの糖質のみになっています。
ちなみに、1日あたりの糖質の摂取量の目安は次のとおり。
ポイント
ダイエット中の方:60g以下
体重維持したい方:120g以下
身長や体重、性別によって変動しますが、おおよその目安にしていただければと思います。
なお、糖質を摂っても太りにくくなる方法は「ビールを毎日飲んでも太らない方法」で紹介しています。
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ボイラーメーカーの度数
ビール + バーボン
アルコール度数は約8%です。
ボイラーメーカーはビールとアルコール度数の高いバーボンで作るため、アルコール度数はやや高めになります。
ビールとバーボンの割合によってアルコール度数は変わりますが、ボイラーメーカーの度数は8%くらいという認識でOKです。
なお、アルコール度数はバーボンの1ショット(30ml)で概算しています。
アルコール度数
ビール :3〜6%
バーボン:40%
ノンアルコールビール + バーボン
アルコール度数は約4%です。
ノンアルコールビールで作ることで、普通のビールと同じくらいのアルコール度数になります。
なお、本記事で紹介するのはノンアルコールのボイラーメーカーです。
ボイラーメーカーの作り方
カクテルといっても、ボイラーメーカーは材料が少ないため、誰でも簡単に作ることができます!
順にみていきましょう!
材料
材料は次の2つです!
材料
ビール :270ml
バーボン:30ml
今回はビールの代わりにノンアルコールビールを270ml使用しています。
完成したボイラーメーカーのアルコール度数は約4%です。
アルコール度数が低いと感じる方は、バーボンの量を調節してみてくださいね!
ビール
本記事では「ビール」ではなく「ノンアルコールビール」のクラウスターラーを使用しています。
クラウスターラーは非常にコクのあるノンアルコールビールなので、割材としてカクテルにも使える優秀さんです。
作り方は「ビール」でも「ノンアルコールビール」でも変わらないので、適宜置き換えてお読みください!
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バーボン
使用したのはAsahiが販売する「JACK DANIEL’S(ジャックダニエル)」です。
コンビニでも売っている、日本で最もポピュラーな商品です。
居酒屋でも使われていることが多いですね。
費用・価格
1杯約300ml作るのに、約175円〜です。
内訳は次のとおり。
費用
クラウスターラー :90円〜
バーボン :85円〜
クラウスターラーは本格的なノンアルコールビールにも関わらず、Amazonで1本(330ml)あたり約100円〜買えます。
37種類のノンアルコールビールを実飲しましたが、ダントツのコスパであったので、興味のある方はお試しください。
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作り方
手順は次のとおり。
作り方
- ビールをグラスの6割ほど注ぐ
- バーボン(30ml)をグラスに入れる
- ビールで泡を作る。
step
1ビールをグラスの6割ほど注ぐ
ショットグラスを沈めても溢れない程度にビールを注ぎます。
ショットグラスを先に入れておくと簡単
ボイラーメーカーは、バーボンの入ったショットグラスを入れる瞬間が楽しいです。
ですが、初心者は勢いあまってグラスを割ってしまったり、ビールをこぼしてしまう恐れがあります。
心配な方は、あらかじめショットグラスを入れた状態でビールを注ぐようにしましょう。
step
2バーボン(30ml)をグラスに入れる
ギンギンに冷えたバーボン入りショットグラスをぶち込みます。
ギンギンに冷えたショットグラスを使う
バーボンはアルコール度数が高いため冷凍庫に入れても凍りません。
ショットグラスとバーボンは冷凍庫でギンギンに冷やしましょう!!
注意ポイント
勢いよくショットグラスを入れると、グラスが割れる恐れがあります。
「ロックな方」以外は、グラスを斜めにして、おしとやかにショットグラスを入れましょう。笑
step
3ビールで泡を作る
ちょっとぶれましたが、ビールを垂直に落とすと良い感じに泡ができます。
それでは、ボイラーメーカーをレビューしていきます!
ボイラーメーカーのレビュー
いよいよ実飲です!
その前に、見た目が美しすぎる・・・!!
ショットグラスが良い感じに映えてます。
クラウスターラーの泡立ちはよく、カクテルにしてもしっかり泡立ちました。
バーボンの濃いめの色で、若干色が変わってますが、美しい黄金色ですね!
泡も、もっこもこです。
肝心の味は...!?
「バーボンの風味、後味はビールの苦味」
バーボンは30mlと少量ですが、しっかり風味が活きています!
バーボンの風味の後に、クラウスターラーのホップの香りが広がり、後味にキリッとした苦味を感じます。
これは、、、うまい・・・!!
ボイラーメーカーは、バーボンが好きな方ならぜひ試してもらいたいカクテルです。
参考までに、今回使用したものは以下のとおりです。
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ボイラーメーカーの美味しい作り方を紹介しました。
ボイラーメーカーは材料は少ないので、誰でも簡単に作れます。
1杯(300ml)あたり175円〜で作れるので、余っているバーボンがあったらぜひお試しください!
以上、参考になれば嬉しいです。