カクテル レシピ

ボイラーメーカー|ビールとバーボンを使ったカクテルの作り方

2022-07-03

ボイラーメーカーとクラウスターラー

バーボンとビールのカクテルであるボイラーメーカーに関する網羅的な情報を知りたいですか?

本記事ではボイラーメーカーの栄養成分、作り方を解説します!

なお、おすすめの作り方を分かりやすく解説しています。

作り方だけを見たい方は、目次から「ボイラーメーカーの作り方」をクリックすれば見れます

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ボイラーメーカーとは

ボイラーメーカーとは

ボイラーメーカーとは、ビールとバーボンを使ったビールのカクテルです。

由来は諸説ありますが、ボイラー技士が仕事終わりでヘトヘトに疲れ果てて、簡単に酔うためにビールとウイスキーを混ぜて飲んだことから「ボイラーメーカー」と呼ばれるようになりました。

上の写真のとおり、ボイラーメーカーは、バーボンのショットグラスを沈ませた「ハードボイルド」なカクテルです。

今回はボイラーメーカーにぴったりの「JACK DANIEL’S(ジャックダニエル)」を使ってみました!

それでは、順に見ていきましょう!

 

バーボンとは

バーボンとは

バーボンとは、トウモロコシを主原料としたウイスキーです。

バーボンは、スコッチやアイリッシュなど、様々な種類があるウイスキーの一種です。

それでは、順に見ていきましょう!

 

バーボンの種類

バーボンのうち、有名なものは次の6つです。

トウモロコシ原料のため、少し独特な香りがします。

(石鹸や接着剤のような香りと揶揄されることもあります。)

好みが分かれますが、バーボンの風味が好きな人は「他のウイスキーは飲めない」ってくらいハマります。

 

バーボンの作り方

ざっくり言うと、バーボンは主にトウモロコシを使ったウイスキーです。

ウイスキーの種類は多岐に渡りますが、簡単にまとめると以下のとおり。

種類原料割合
通常のウイスキー大麦、小麦、ライ麦など大麦の割合が多い。
モルトウイスキー大麦大麦100%(国によって基準は異なる。)
バーボントウモロコシ、大麦などトウモロコシを51%以上。穀類も使用

 

参考までに、ざっくりとしたウイスキーの種類は以下のとおり。

種類原産国香り・特徴
スコッチスコットランドピート(泥炭)をしっかり使うため、スモーキーな風味
アイリッシュアイルランドピート(泥炭)不使用のため、すっきりとした風味
バーボンアメリカトウモロコシが主原料(通常は大麦など)のため、独特の風味
ジャパニーズ日本バランスがとれた風味シングルモルトが多い印象。

バーボンは少し独特な風味がしますが、まだ一度も飲んだことがない方は、ぜひ一度お試しください!

通常のウイスキーとは全く違う風味です!

なお、値段が高い方がストレートでは飲みやすいですが、ハイボールにすれば違いは分かりません

 

バーボンの飲み方

バーボンの飲み方

バーボンといえば、ロックスターや映画のギャングがラッパ飲みしてる印象が強いお酒です。

とはいえ、ウイスキーといえば、ウイスキー。

アルコール度数は高く、少しクセはありますが、美味しいお酒です。

それでは、バーボンの基本的な飲み方を紹介します!

 

バーボン ストレート

バーボン ストレート

常温ストレート

ポイントは「常温」です。

ジャックダニエルや、メイカーズマークなど、700mlで2,000円台のバーボンは常温で楽しむのが最適です。

香りと風味を楽しむには「温度が高めのほうが良い」からです。

もちろんハイボールにしても美味しいですが、少しもったいないです。

逆に、ジムビームやフォアローゼズなどの、700mlで1,000円台のバーボンはハイボールにすれば美味しく飲めます。

 

バーボン トワイスアップ

バーボン トワイスアップ

バーボン:水=1:1

ポイントは「常温」です。

トワイスアップは、アルコール度数の高いお酒を飲みやすく、かつ風味を最大限引き出す飲み方です。

ストレートでも良いですが、アルコール度数が高すぎて、舌や口、喉がヒリヒリしてしまう人が多いかと思います。

その点、トワイスアップは常温の水で半分に割るため飲みやすいです。

また、香りや風味も死なないので、少し高価なお酒を楽しむのには最適な飲み方といえます。

 

バーボン ホット

バーボン ホット

バーボン:お湯=1:1

トワイスアップのお湯バージョンです。

お湯で割って温度を上げることで、バーボンの香りが最大限に開きます

筆者もバーボンのお気に入り飲み方の一つです。

注意ポイント

香りは非常に開きますが、飛ぶのも一瞬です。

一回で作ってゆっくり飲むとうより、小さめのグラスで作って、こまめに飲んだ方が美味しいです。

 

バーボン ロック

バーボン ロック

氷は大きめがGOOD

バーボンロックは、氷によってアルコールのトゲトゲしさを抑えた飲み方です。

飲みやすいですが、冷えることでバーボンの香りが閉じてしまうので、個人的にはあまりオススメではありません

ハイボールのような爽快感もなければ、常温ストレートのような香りもあまり楽しめません。

ロックは飲み方としては有名ですが、逆に上級者向けの飲み方かと思います。

なお、氷はドウシシャの製氷機で作ると、簡単に透明で溶けにくい丸氷が作れるのでオススメです。

 

バーボン ハイボール

バーボン ハイボール

バーボン:炭酸=1:3〜4

バーボンハイボールは、バーボンを炭酸でスッキリと飲みやすくしたカクテルです。

なお、バーボンのアルコール度数は約40%あります。

炭酸で割った度数は次のとおりです。

バーボン炭酸アルコール度数完成量
100ml300ml10%400ml
100ml400ml8%500ml

美味しく飲むコツは次のとおり。

ポイント

  • うすづくりグラス:サッと飲む
  • 厚め持ち手グラス:ゆっくり飲む

うすづくりグラスは、最大限にハイボールを楽しむことができる一方、氷の溶ける速度が速いです。

厚めのグラスは、持ち手によって体温が伝わらず、また厚さによって保冷力がある一方、飲み口の厚さから味がぼやけます。

シーンによって使い分けるようにしましょう!

 

ボイラーメーカーの栄養成分(カロリー・糖質)

ボイラーメーカーの栄養成分(カロリー・糖質)

栄養成分は以下のとおりです。

なお、本記事ではビールの代わりにノンアルコールビールの「クラウスターラー」を使用しています。

成分(1杯約300ml)含有量(1杯約300ml)
エネルギー140kcal
炭水化物(糖質)15g

参考

主な材料である、クラウスターラー270mlとバーボン30ml(合計約300ml)の栄養成分を概算しています。

炭水化物(糖質)は約15gであり、糖質はそこまで多くないです。

バーボンは糖質が無いため、クラウスターラーの糖質のみになっています。

ちなみに、1日あたりの糖質の摂取量の目安は次のとおり。

ポイント

ダイエット中の方:60g以下
体重維持したい方:120g以下

身長や体重、性別によって変動しますが、おおよその目安にしていただければと思います。

なお、糖質を摂っても太りにくくなる方法は「ビールを毎日飲んでも太らない方法」で紹介しています。

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ボイラーメーカーの度数

ボイラーメーカーの度数

ビール + バーボン

アルコール度数は約8%です。

ボイラーメーカーはビールとアルコール度数の高いバーボンで作るため、アルコール度数はやや高めになります。

ビールとバーボンの割合によってアルコール度数は変わりますが、ボイラーメーカーの度数は8%くらいという認識でOKです。

なお、アルコール度数はバーボンの1ショット(30ml)で概算しています。

アルコール度数

ビール :3〜6%

バーボン:40%

 

ノンアルコールビール + バーボン

アルコール度数は約4%です。

ノンアルコールビールで作ることで、普通のビールと同じくらいのアルコール度数になります。

なお、本記事で紹介するのはノンアルコールのボイラーメーカーです。

 

ボイラーメーカーの作り方

ボイラーメーカーの作り方

カクテルといっても、ボイラーメーカーは材料が少ないため、誰でも簡単に作ることができます!

順にみていきましょう!

 

材料

クラウスターラーとバーボン

材料は次の2つです!

材料

ビール  :270ml
バーボン:30ml

今回はビールの代わりにノンアルコールビールを270ml使用しています。

完成したボイラーメーカーのアルコール度数は約4%です。

アルコール度数が低いと感じる方は、バーボンの量を調節してみてくださいね!

 

ビール

本記事では「ビール」ではなく「ノンアルコールビール」のクラウスターラーを使用しています。

クラウスターラーは非常にコクのあるノンアルコールビールなので、割材としてカクテルにも使える優秀さんです。

作り方は「ビール」でも「ノンアルコールビール」でも変わらないので、適宜置き換えてお読みください!

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バーボン

使用したのはAsahiが販売する「JACK DANIEL’S(ジャックダニエル)」です。

コンビニでも売っている、日本で最もポピュラーな商品です。

居酒屋でも使われていることが多いですね。

 

費用・価格

価格・費用

1杯約300ml作るのに、約175円〜です。

内訳は次のとおり。

費用

クラウスターラー :90円〜
バーボン     :85円〜

クラウスターラーは本格的なノンアルコールビールにも関わらず、Amazonで1本(330ml)あたり約100円〜買えます。

37種類のノンアルコールビールを実飲しましたが、ダントツのコスパであったので、興味のある方はお試しください。

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作り方

ボイラーメーカーの作り方

手順は次のとおり。

作り方

  1. ビールをグラスの6割ほど注ぐ
  2. バーボン(30ml)をグラスに入れる
  3. ビールで泡を作る。

 

step
1
ビールをグラスの6割ほど注ぐ

ビールをグラスの8割ほど注ぐ。

ショットグラスを沈めても溢れない程度にビールを注ぎます。

ショットグラスを先に入れておくと簡単

ボイラーメーカーは、バーボンの入ったショットグラスを入れる瞬間が楽しいです。

ですが、初心者は勢いあまってグラスを割ってしまったり、ビールをこぼしてしまう恐れがあります

心配な方は、あらかじめショットグラスを入れた状態でビールを注ぐようにしましょう。

 

step
2
バーボン(30ml)をグラスに入れる

バーボン(30ml)をグラスに入れる

ギンギンに冷えたバーボン入りショットグラスをぶち込みます。

ギンギンに冷えたショットグラスを使う

冷凍庫でキンキンに冷やされたショットグラスとバーボン

バーボンはアルコール度数が高いため冷凍庫に入れても凍りません。

ショットグラスとバーボンは冷凍庫でギンギンに冷やしましょう!!

注意ポイント

勢いよくショットグラスを入れると、グラスが割れる恐れがあります。

「ロックな方」以外は、グラスを斜めにして、おしとやかにショットグラスを入れましょう。笑

 

step
3
ビールで泡を作る

ビールで泡を作る

ちょっとぶれましたが、ビールを垂直に落とすと良い感じに泡ができます。

それでは、ボイラーメーカーをレビューしていきます!

 

ボイラーメーカーのレビュー

ボイラーメーカーのレビュー

いよいよ実飲です!

その前に、見た目が美しすぎる・・・!!

ボイラーメーカーを拡大した写真

ショットグラスが良い感じに映えてます。

 

クラウスターラーの泡立ちはよく、カクテルにしてもしっかり泡立ちました。

ボイラーメーカーの泡1

バーボンの濃いめの色で、若干色が変わってますが、美しい黄金色ですね!

 

ボイラーメーカーの泡2

泡も、もっこもこです。

 

肝心の味は...!?

「バーボンの風味、後味はビールの苦味」

バーボンは30mlと少量ですが、しっかり風味が活きています

バーボンの風味の後に、クラウスターラーのホップの香りが広がり、後味にキリッとした苦味を感じます。

これは、、、うまい・・・!!

ボイラーメーカーは、バーボンが好きな方ならぜひ試してもらいたいカクテルです。

参考までに、今回使用したものは以下のとおりです。

 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ボイラーメーカーの美味しい作り方を紹介しました。

ボイラーメーカーは材料は少ないので、誰でも簡単に作れます。

1杯(300ml)あたり175円〜で作れるので、余っているバーボンがあったらぜひお試しください!

以上、参考になれば嬉しいです。

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ビール大好きクラフトです! 今まで飲んだビールは100種類以上。 ノンアルコールビールのレビュー記事は49種類。 また、ノンアルビールをベースとしたカクテルの作り方を紹介しています。 簡単に作れるものが多いので、ぜひ真似してみてくださいね!

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