カシスリキュールとビールのカクテルであるカシスビアに関する網羅的な情報を知りたいですか?
本記事ではカシスビアの栄養成分、作り方を解説します!
なお、おすすめの作り方を分かりやすく解説しています。
作り方だけを見たい方は、目次から「カシスビアの作り方」をクリックすれば見れます。
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カシスビアとは
カシスビアとは、ビールとカシスリキュールを使ったビールのカクテルです。
カシスビアは「カクテルではない商品」としても売られています。
ビールを自然発酵する世界的にも珍しい「ランビック」という種類です。
ビールの種類(世界シェア)
- ラガー :約90%
- エール :約10%
- ランビック:1%未満
ランビックの特徴は「強烈な酸味」
その酸味を和らげるために、カシスなどの果実と仕込むのがカシスビアです。
今回はカシスリキュールとビールで「カシスビア」を作ってみます!
カシスビアの作り方の前に、カシスリキュールを使ったカクテルを紹介します。
それでは、順に見ていきましょう!
カシスリキュールのカクテル12選
カシスリキュールを使ったカクテルを12選を紹介します。
カシスリキュールのカクテル
- カシスソーダ
- カシスオレンジ
- カシスグレープフルーツ
- カシスウーロン
- カシスミルク
- カシスモヒート
- キール
- キールロワイヤル
- カシスショット
- カシス・オン・アイス
カシスソーダ
カシスソーダは最もシンプルで、カシスの風味を引き出すことができるカクテルです。
カシスソーダは、カシスリキュールの甘さをソーダでさっぱりとさせるため、甘い飲み物が苦手な方でも楽しむことができます。
材料は次のとおり。
材料
- カシスリキュール:50ml
- ソーダ(炭酸水):200ml
- 氷 :適量
カシス:ソーダ=1:3〜4
カシスをお好みの甘さになるまで、ソーダで割れば完成です!
氷はスーパーやコンビニで売っている純氷を使うと、時間が経っても味が薄まらないです。
カクテルでは氷で味が決まるといっても過言ではありません。
自宅の冷凍庫で作った氷ではなく、売っている氷を使うようにしましょう。
カシスオレンジ
カシスオレンジは居酒屋でもお馴染みの、非常に甘いカクテルです。
カシスオレンジはアルコール度数が低く飲みやすいため、お酒が苦手な女性に人気が高いです。
材料は次のとおり。
材料
- カシスリキュール:50ml
- オレンジジュース:200ml
- 氷 :適量
カシス:オレンジ=1:3〜4
大体の目安として、オレンジジュースで3〜4倍くらいに割れば美味しく作れます。
カシスオレンジは混ぜるとやや汚い?色になってしまうため、作る時は2層に分かれるように作るとインスタ映えします。
コツはとにかく、ゆっくり注ぐこと。
また、写真のように、製氷器でオレンジジュースを凍らせた物を、氷の代わりに使うのがオススメです。
溶けても味が薄まらないので、ゆっくり楽しむことができます。
カシスグレープフルーツ
材料
- カシスリキュール :50ml
- グレープフルーツジュース:200ml
- 氷 :適量
カシス:グレープ=1:3〜4
カシスグレープフルーツは、やや甘さ控えめのカクテルです。
カシオレが「激甘」とすれば、カシグレは「ちょい甘」といったところでしょうか。
甘さ加減で言えば、カシスソーダとカシスオレンジの中間くらいです。
また、今回の写真のようにグレープフルーツジュースを凍らせた物を、氷の代わりに使うのがオススメです。
溶けても味が薄まらないので、ゆっくり楽しむことができます。
カシスウーロン
材料
- カシスリキュール:50ml
- ウーロン茶 :200ml
- 氷 :適量
カシス:ウーロン茶=1:3〜4
カシスウーロンは、カシスの甘味と、ウーロン茶の渋味が良い感じにマッチしている、万人受けするカクテルです。
甘ったるくなく、さっぱりとしているため、甘いものとアルコール度数が高いお酒が苦手な方でも、美味しく飲むことができます。
なお、カシオレのように、ウーロン茶を凍らせて氷の代わりとすればゆっくりと楽しむことができます。
カシスティー
材料
- カシスリキュール:50ml
- 紅茶 :200ml
- 氷 :適量
カシス:紅茶=1:3〜4
カシスティーは、カシスの甘味と、紅茶の渋味が良い感じにマッチしている、万人受けするカクテルです。
ウーロン茶を使う「カシスウーロン」が有名ですが、ウーロン茶の代わりに紅茶を使っても美味しくできます。
おすすめの紅茶は「アールグレイ」
紅茶は種類によって味が大きく変わるため、お好みの紅茶とカシスリキュールとの組み合わせを楽しむことができます。
なお、カシオレのように、紅茶を凍らせて氷の代わりとすればゆっくりと楽しむことができます
カシスミルク
材料
- カシスリキュール:30ml
- 牛乳 :120ml
カシス:牛乳=1:3〜4
カシスミルクは、カシスリキュールと牛乳を合わせた甘いカクテルです。
カシスの果実感から、フルーチェのような風味がするため、デザート感覚で楽しむことができます。
氷を使うと水っぽくなってしますので、カシスリキュールと牛乳をよく冷やしてから作るようにしましょう。
注意ポイント
牛乳は凍らせると不味くなるので、氷の代わりにはできません。
カシスモヒート
材料
- カシスリキュール:50ml
- ソーダ :200ml
- ライム :適量
- ミント :適量
- 砂糖(シロップ):適量
カシス:ソーダ=1:3〜4
カシスモヒートは、カシスソーダにライムとミントの風味をつけて、甘味を追加しただけなので、作るのは意外と簡単です。
ライムは、あらかじめ搾り汁を入れる用と、飾り用で分けておきましょう。
ミントは潰してから入れると香りが開きます。
砂糖(シロップ)はお好みの甘さでOKです。
キール
材料
- カシスリキュール:50ml
- 白ワイン(辛口):200ml
カシス:白ワイン=1:3〜4
キールはアルコール度数が高いにも関わらずスッと飲めてしまう魔性のカクテルです。
小洒落たバーのメニューで見かけることも多く、女子に人気があります。
カシスリキュール自体が甘いため、辛口のワインと合わせるとバランスが良いです。
甘いお酒が好きな方は、甘口のワインと合わせても良いでしょう。
キールロワイヤル
材料
- カシスリキュール:50ml
- シャンパン :200ml
カシス:シャンパン=1:3〜4
キールロワイヤルは、カシスの甘さをシャンパンでスッキリとさせたカクテルです。
炭酸によって、キールよりも爽快感があるため、夏場に飲むと特に美味しいです。
カシス自体が甘いので、シャンパンは辛口のものを合わせるとバランスが良いです。
最近は安くて美味しいシャンパンが多く出回っているので、ぜひお試しください。
カーディナル
材料
- カシスリキュール:50ml
- 赤ワイン :200ml
カシス:赤ワイン=1:3〜4
カーディナルはキールの赤ワインバージョンです。
赤ワイン自体が辛口のものが多いので、ライトボディ〜ミディアムボディあたりを使うと美味しく飲めます。
カシスリキュールの風味を活かすため、ライトボディの赤ワインを使うとバランスが良いでしょう。
カシスショット
材料
- カシスリキュール:10ml
- テキーラ :25ml
- ソーダ :15ml
(カシス・ソーダ):テキーラ=1:1
カシスショットの主役はテキーラです。
度数が高いテキーラをソーダで飲みやすくして、カシスリキュールでまろやかにしたイメージです。
テキーラ単体で飲むよりは、テキーラのクセが少なくなりますが、スイスイ飲めるかといったら微妙かもしれません。
ぬるいテキーラは美味しくないと感じる方が多いかと思うので、よく冷やしたものを使うようにしましょう。
冷凍庫でギンギンに冷やしたテキーラを使う
カシス・オン・アイス
材料
- カシスリキュール:適量
- アイス :適量
アイスはMOWがおすすめ
カクテルではありませんが、有名なのでカシス・オン・アイスも紹介します。
名前のとおり、アイスにカシスリキュールをかけただけです。
シンプルだけど、かなり美味しいですよ!
アイスはMOWがおすすめです。
ハーゲンダッツでも良いのですが、高いので・・・。
カシスビアの栄養成分(カロリー・糖質)
栄養成分は以下のとおりです。
なお、本記事ではビールの代わりにノンアルコールビールの「クラウスターラー」を使用しています。
成分(1杯約300ml) | 含有量(1杯約300ml) |
エネルギー | 175kcal |
炭水化物(糖質) | 32g |
参考
主な材料である、クラウスターラー255mlとカシスリキュール45ml(合計約300ml)の栄養成分を概算しています。
炭水化物(糖質)が約32gであり、糖質は多めです。
カシスリキュールの糖質が100mlあたり約40gのため、カシスビアの糖質は多めになっています。
1杯なら問題ありませんが、飲みすぎると太るので何杯も飲まないようにしましょう。
ちなみに、1日あたりの糖質の摂取量の目安は次のとおり。
ポイント
- ダイエット中の方:60g以下
- 体重維持したい方:120g以下
身長や体重、性別によって変動しますが、おおよその目安にしていただければと思います。
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カシスビアの度数
ビール + カシスリキュール
アルコール度数は約5〜7%です。
カシスビアはビールとアルコール度数の高いカシスリキュールで作るため、アルコール度数はやや高めになります。
ビールとカシスリキュールの割合によってアルコール度数は変わりますが、カシスビアの度数は6%くらいという認識でOKです。
アルコール度数
ビール :3〜6%
カシスリキュール:20%
ノンアルコールビール + カシスリキュール
アルコール度数は4〜5%です。
ノンアルコールビールで作ることで、普通のビールと同じくらいのアルコール度数になります。
なお、本記事で紹介するのはノンアルコールのカシスビアです。
カシスビアの作り方
カクテルといっても、カシスビアは材料が少ないため、誰でも簡単に作ることができます!
順にみていきましょう!
材料
材料は次の2つです!
材料
- ビール :255ml
- カシスリキュール:45ml
今回はビールの代わりにノンアルコールビールを255ml使用しています。
完成したカシスビアのアルコール度数は約3%です。
アルコール度数が低いと感じる方は、カシスリキュールの量を調節してみてくださいね!
ビール
本記事では「ビール」ではなく「ノンアルコールビール」のクラウスターラーを使用しています。
クラウスターラーは非常にコクのあるノンアルコールビールなので、割材としてカクテルにも使える優秀さんです。
作り方は「ビール」でも「ノンアルコールビール」でも変わらないので、適宜置き換えてお読みください!
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カシスリキュール
使用したのはサントリーの「ルジェ・クレーム・ド・カシス」
コンビニでも売っている、日本で最もポピュラーな商品です。
居酒屋でも使われていることが多いですね。
費用
1杯約300ml作るのに、約150円〜です。
内訳は次のとおり。
費用
- クラウスターラー:68円〜
- カシスリキュール:82円〜
クラウスターラーは本格的なノンアルコールビールにも関わらず、Amazonで1本(330ml)あたり約100円〜買えます。
37種類のノンアルコールビールを実飲しましたが、ダントツのコスパであったので、興味のある方はお試しください。
作り方
手順は次のとおり。
作り方
- カシスリキュール(45ml)をグラスに入れる
- ビールをグラスいっぱいに注ぐ
step
1カシスリキュール(45ml)をグラスに入れる
カシスリキュールを45mlで作ると、アルコール度数は約3%になります。
好みによって、カシスリキュールとビールの量を調節しましょう。
参考
カシスリキュールは冷蔵庫にで冷やしておくとより美味しくなります。
step
2ビールをグラスいっぱいに注ぐ
泡立たせるために、少し勢いをつけて注いでOKです!
グラスは垂直のままドボドボと注ぐのではなく、グラスを斜め45度に傾けて、スマートに注ぎましょう!
グラスを傾けることで、対流が起こり全体的によく混ざります。
味を均一にするには、ビールを注いだ時の対流がキモになります。
ビールを使ったカクテルは、基本的にステア(マドラーなどでかき混ぜること)はしません。
理由は、ステアすることでビールの炭酸が抜けてしまい、美味しくなくなるからです。
注意ポイント
当サイトでは、ビールを使ったカクテルで氷を使用することは非推奨としています。
理由は、味が薄まるからです。
凍るギリギリまで、素材を冷やすことで「バー以上の味」を実現しましょう!
カシスビアのレビュー
いよいよ実飲です!
カシスの濁りによって、良い褐色具合になってます。
香りはカシスとホップが入り混じって、フルーティな感じです。
(カシスは果実なので当たり前ですが...笑)
モコモコ、もっちりとした泡ですが、泡立ちはあまりよくありませんでした。
やはり、果実系と合わせると泡立ちが悪くなるみたいですね。
泡までしっかりカシスの色がついています。
スタバで出てきそうなモコモコ加減ですね...!
肝心の味は...!?
「甘味と渋味と苦味のカルテット」
カシスの風味とビールの風味が織り混ざって複雑な味がします。
醸造段階で漬け込む「ランビックのカシスビア」よりはインパクトにかけますが、これはこれで美味しいです。
カシスリキュールが家にあって、アレンジに困っていたらぜひお試しください!
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、カシスビアの美味しい作り方を紹介しました。
カシスビアは材料は少ないので、誰でも簡単に作れます。
1杯(300ml)あたり150円〜で作れるので、余っているカシスリキュールがあったらぜひお試しください!
以上、参考になれば嬉しいです。