ビールとジンジャーエールのカクテルであるシャンディガフに関する網羅的な情報を知りたいですか?
本記事では、シャンディガフの名前の由来から、栄養成分、作り方を解説します!
少しエンタメチックな小話と伏線がありますので、ぜひ最後までご覧ください!
なお、おすすめの作り方を分かりやすく解説しています。
作り方だけを見たい方は、目次から「シャンディガフの作り方」をクリックすれば見れます。
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シャンディガフの意味
カクテルの『シャンディガフ(Shandy Gaff)』は、『シャンディ(Shandy)』と『ガフ(Gaff)』に区切ることができます。
シャンディ(Shandy)
「シャンディ」はイギリスにおける「シャンディガフの呼ばれ方(愛称)」です。
シャンディガフは古くからイギリスのパブで飲まれているカクテルであり、「シャンディ」の愛称で親しまれています。
【シャンディ(Shandy)の意味】
《主に英国で用いられる》 シャンディー 《ビールとレモネードまたはジンジャービールを混ぜた飲料》.
引用元:Weblio|shandy
ちなみに、イギリスではビールとレモネードのカクテルである「パナシェ」も「シャンディ」と呼んでいるそうです。
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ガフ(Gaff)
「ガフ」は、様々な意味がありますが、お酒に関連するような意味はなさそうです。
そもそも、シャンディガフの名前の由来は不明であると言われています。
語呂の良さから「シャンディ」に「ガフ」を付けるようになったのかも知れませんね!
【ガフ(Gaff)の意味】
1.ギャフ,魚かぎ 《大きな魚を引き上げるときに使うかぎざお》.
2.【航海, 海語】 斜桁(しやこう), ガフ 《縦帆の上縁や三角形の頂帆の下縁を張り出している円材》.
【語源】
フランス語から; GAFFE と同語源引用元:Weblio|gaff
「シャンディガフのカクテル言葉」で紹介しますが、語源である「GAFFE」が最も近い意味だと推察されます。
GAFFEとは
(そのつもりがないのに相手を不快にさせる社交上の)失言、失態
引用元:Weblio|GAFFE
ガフの意味は「失言」や「失態」
シャンディガフはアルコール度数が低く、ついつい飲みすぎてしまうお酒です。
シャンディ(お酒)を飲んだ勢いで、何か失態をしてしまったため「ガフ」を付けるようになったのか・・・?
といった風にシャンディガフの意味を考えていくと、なかなか面白いですね!
シャンディガフのカクテル言葉(酒言葉)
シャンディガフのカクテル言葉(酒言葉)は『無駄なこと』
「GAFFE」の「失言・失態」と近くはないが、遠からずといった感じの意味ですね!
シャンディガフのカクテル言葉は、次のようなシーンで使われることがあります。
カクテル言葉
- 告白されて、断りたい時
- 交際中の相手に別れを告げたい時
使い方によっては、非常に強いメッセージにも、弱いメッセージにもなります。
上記の例だと、こんな感じ。
使い方
- 言葉を交わす必要がないほど冷めている:相手に大きなダメージを与える
- 言葉にできないほど離れるのが辛い :深刻で悲しいメッセージ
普段飲んでいるシャンディガフも、カクテル言葉(酒言葉)を知ることで、楽しみが広がりますね!
シャンディガフの由来
シャンディガフの名前の由来は諸説ありますが、明確なものは無いとされています。
シャンディガフは古くから、イギリスのパブで愛されてきました。
この情報から、名前の由来を空想してみても面白いかもしれません。
例えばこんな感じ。
<空想>
イギリスのとあるパブに、週末になると現れる絶世の美女「シャンディ」
お酒に弱い彼女は、周囲とは変わったビールの楽しみ方をしていました。
それは...
「ビールとジンジャーエールを半々で割る」
シャンディは飲みやすい「ジンジャービール」をスイスイと飲み干し、とうとう酔っ払ってしまいました。
普段おとなしく、口数の少ない美女から飛び出したのは罵詈雑言の数々。
非の打ち所のない「シャンディ」も、失態「ガフ(GAFFE)」を犯してしまうほど美味しくて飲みやすい「魔性のカクテル」として「ビールとジンジャーエールのカクテル」は次第にイギリス中に広まりました。
このエピソードを語り継ぐため「シャンディガフ」という名のカクテルが誕生しました。
ありきたりですかね?笑
みなさんの考える「シャンディガフの由来」もぜひ教えてください!
シャンディガフの栄養成分(カロリー・糖質)
成分は以下のとおりです。
なお、本記事ではビールの代わりにノンアルコールビールの「クラウスターラー」を使用しています。
成分(1杯約300ml) | 含有量(1杯約300ml) |
エネルギー | 94.5kcal |
炭水化物(糖質) | 22.35g |
参考
主な材料である、クラウスターラー150mlとジンジャエール150ml(合計約300ml)の栄養成分を概算しています。
炭水化物(糖質)が約22gであり、糖質が多めです。
ジンジャエールが100mlあたり9.3gの糖質があるため、シャンディガフの糖質も多めになっています。
1杯なら問題ありませんが、飲みすぎると太るので何杯も飲まないようにしましょう。
ちなみに、1日あたりの糖質の摂取量の目安は次のとおり。
ポイント
- ダイエット中の方:60g以下
- 体重維持したい方:120g以下
身長や体重、性別によって変動しますが、おおよその目安にしていただければと思います。
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シャンディガフの度数
ビール+ジンジャエール
アルコール度数は約2〜3%です。
シャンディガフはビールをノンアルコールのジンジャエールで半々に割るため、アルコール度数は低めになります。
参考
一般的なビールのアルコール度数:4〜6%
ノンアルコールビール+ジンジャーエール
アルコール度数は0%です。
なお、本記事で紹介するのはノンアルコールのシャンディガフです。
シャンディガフの市販について
結論、シャンディガフはほぼ市販されていません。
「世界のビール○○種類」のような形で、色々なビールの中にポツンと1本入っている事もありますが、シャンディガフ単体で買うことはかなり難しいです。
仮に直接輸入などで購入できるとしても非常に高価になるため、自分で作った方が簡単で安いです。
シャンディガフの缶販売
「シャンディガフの市販について」で触れたとおり、日本での販売はほぼ無いです。
ちなみに、スペインでは缶入りのシャンディガフである『クルスカンポ・シャンディ(Cruzcampo Shandy)』が広く売られています。
シャンディガフの作り方
カクテルといっても、シャンディガフは材料が少ないため、誰でも簡単に作ることができます!
順にみていきましょう!
材料(コンビニで調達可能)
材料は次の2つです!
材料
- ビール :1/2
- ジンジャーエール:1/2
ビールとジンジャーエールだけなので、コンビニでも材料を揃えることができます。
宅飲みでお酒がなくなった時、コンビニの買い出しに行って材料を調達して、サラッとシャンディガフを作れば、一目置かれること間違いなしです!
ビール
今回は「ビール」ではなく「ノンアルコールビール」のクラウスターラーを使用しました。
クラウスターラーは非常にコクのあるノンアルコールビールなので、割材としてカクテルにも使える優秀さんです。
作り方は「ビール」でも「ノンアルコールビール」でも変わらないので、適宜置き換えてお読みください!
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ジンジャーエール
今回はウィルキンソンのジンジャーエール(辛口)を使用しました。
特徴は「圧倒的なショウガの風味」
ガツンのとしたショウガの辛さを感じることができます。
ウィルキンソンのジンジャーエールはプロのバーテンダーも愛用する「本格的な素材の風味」があります。
なお、ショウガの辛さが苦手な方はウィルキンソンのジンジャーエールはおすすめできません。
辛口が苦手な方は、カナダドライのジンジャーエールがおすすめです。
ジンジャーエールの選び方
- 辛口:ウィルキンソン(辛口)
- 甘口:カナダドライ
お好みによって、ジンジャーエールを選んでみてくださいね!
注意ポイント
ジンジャーエールのブランドで風味がガラッと変わります。
割材は適当に選びがちですが、シャンディガフを作る際は十分にご注意ください。
費用
1杯約350ml作るのに、約75円〜です。
内訳は次のとおり。
費用
- クラウスターラー:45円〜
- ジンジャーエール:30円〜
クラウスターラーは本格的なノンアルコールビールにも関わらず、Amazonで1本(330ml)あたり約100円〜買えます。
46種類のノンアルコールビールを実飲しましたが、ダントツのコスパであったので、興味のある方はお試しください。
作り方(ビールとの割合)
手順は次のとおり。
なお、ビールとジンジャーエールの割合は50:50です!
ポイント
- グラスとビールをよく冷やす
- ジンジャーエールをグラスの半分まで入れる
- ビールをグラスいっぱいに注ぐ
step
1グラスとビールをよく冷やす
ビールを使ったカクテルは基本的に氷を使わないため、グラスとビールをよく冷やしておく必要があります。
カクテルの材料もできる限り冷やしておくと、美味しく作れますよ!
step
2ジンジャーエールをグラスの半分まで入れる
ジンジャーエールだけで美味しそうですね.....!!!
ソフトドリンクでも温度と見た目(グラス)を意識すると、いつもの2倍は美味しく飲めますよ!
step
3ビールをグラスいっぱいに注ぐ
泡立たせるために、少し勢いをつけて注いでOKです!
グラスは垂直のままドボドボと注ぐのではなく、グラスを斜め45度に傾けて、スマートに注ぎましょう!
グラスを傾けることで、対流が起こり全体的によく混ざります。
味を均一にするには、ビールを注いだ時の対流がキモになります。
ビールを使ったカクテルは、基本的にステア(マドラーなどでかき混ぜること)はしません。
理由は、ステアすることで炭酸が抜けてしまい、美味しくなくなるからです。
注意ポイント
当サイトでは、ビールを使ったカクテルで氷を使用することは非推奨としています。
理由は、味が薄まるからです。
凍るギリギリまで、素材を冷やすことで「バー以上の味」を実現しましょう!
シャンディガフのレビュー
いよいよ実飲です!
ビールを注ぎながら、ショウガとホップの香りが広がります。
これは楽しみ....!!!!
クラウスターラーの安定した泡立ちです。
日本の大手ビール会社の「ビール」よりも、ノンアルコールビールのクラウスターラーのほうが泡立ちが良い気もします。
モチモチとした泡で、泡持ちも良いです。
肝心の味は...!?
「ガツンとしたショウガの辛さとビールの苦味」
パンチが効きまくっていて、刺激強めです!!
個人的には、めちゃくちゃ好きな風味です!
逆に、甘口が好きな方はこの組み合わせは、ちょっとヤメた方が良いです。笑
大人の味って感じですね!
甘口が好きな方は、以下の組み合わせが面白いかと思います。
甘口好きな方のおすすめ
- ビアリー(香るクラフト)
- ジンジャーエール(カナダドライ)
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ビアリー(香るクラフト)は、フルーティなホップの香りが楽しめる微アルコールビールです。
そこに、比較的甘口のカナダドライで割れば、飲みやすい「シャンディガフ」(ノンアルコール)ができると思います!
お好みに合わせて、ぜひお試しください!
ちなみに私は辛口派なので、ダントツで「クラウスターラー」+「ウィルキンソン」派です!
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まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、シャンディガフの美味しい作り方を紹介しました。
シャンディガフは材料は少ないので、誰でも簡単に作れます。
1杯(350ml)あたり75円〜で作れるので、ノンアル生活のアクセントとしても面白いかと思います!
以上、参考になれば嬉しいです^^