今回は、キリンビールのスプリングバレーをレビューします。
IPL(インディアンペールラガー)を飲んだことのない人に参考になる内容ですので、ぜひ最後までご覧ください。
こんな方におすすめ
- コクのあるビールが好き
- すっきりとした後味が好き
- 香り高いビールが好き
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スプリングバレー
スプリングバレーはキリンビールが製造するクラフトビールです。
1870年にアメリカ人の醸造家が日本で初めて商業的にビールの製造をしたのが「スプリングバレー・ブルワリー」という醸造所であると言われています。
その「スプリングバレー・ブルワリー」の意思を受け継ぎ、キリンビールが原料も⼿間も時間も⼀切⼿加減なしにこだわり抜いて作ったクラフトビールが「スプリングバレー 豊潤 496」です。
価格は350mlで300〜350円ほどでプチプラといった感じです。
缶のデザイン
缶のデザインもなかなかおしゃれですね!
ロゴの左側に「スプリングバレー・ブルワリー」のイラストが使われていて、細部までこだわりを感じます。
ちなみに「496」という数字は「完全数」を意味するみたいです。
1から31を足すと「496」になることから「毎日飲んでも飽きないビール」というメッセージが込められています。
缶のデザインと付録の専用グラスにつられて、ついつい買ってしまいました。
参考記事
IPL(インディアン・ペール・ラガー)とは
ビールの種類はIPL(インディアン・ペール・ラガー)です。
インディアンとは、当時イギリスの植民地だった頃のインドを指します。
イギリスからインドまでビールを運ぶ際に、ビールが腐らなくするために大量のホップを使用しました。
そのため「強い苦味」が特徴です。
メモ
- ホップはビールに苦味や香りをつけるのに使用する植物です。
- ホップには防腐作用があります。
ホップ
ペールとは、「淡い」という意味があります。
ペールビールが醸造される前は、色の濃いビールが主流でした。
そのため比較的色の淡いビールを「ペール」と呼んでいます。
ただ、日本で売られている一般的なビールから比べると、ペールビールは「色の濃い」ビールです。
ラガーとは、日本でおなじみのスッキリとした軽いビールのことです。
ラガーはビールを醸造する際に「下面発酵」と呼ばれる方法で発酵させます。
「上面発酵」で作られる「エール」と比べて、「ラガー」はスッキリとした軽いのどごしが特徴です。
栄養成分
栄養成分は次のとおりです。
成分(100mlあたり) | 含有量(100mlあたり) |
エネルギー | 50kcal |
たんぱく質 | 0.5g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 3.7g |
内訳(糖質:食物繊維) | 3.6g , 0〜0.2g |
食塩相当量 | 0g |
アルコール分(%) | 6% |
純アルコール量(g) | 4.8g |
糖質は3.6gあります。
一般的なビールの糖質は3gほどなので、ほんの少し糖質が高めですね。
糖質が高いほうが、しっかりとしたコクがあります。
アルコール度数は6%です。
一般的なビールのアルコール度数は4〜5%ほどなので、アルコール度数は高めです。
アルコール度数が高いビールはしっかりとした味わいのものが多く、ゆっくりと飲むのに適しています。
原材料
原材料は次のとおりです。
原材料
- 麦芽
- ホップ
副原料は一切使わず「麦芽」と「ホップ」のみで作られています。
日本で販売されている「ビール」の中には、コーンスターチなどの副原料を使用している商品は意外と多いです。
例えば、アサヒスーパードライとかです。
副原料は「さっぱりとした口当たり」などを表現できるので、良くないと言う訳ではありません。
とはいえ、副原料を使わない「純粋なビール」の方が、芳醇で華やかなビールが多い印象があります。
今回のスプリングバレーは「純粋なビール」なので、どんな風味か楽しみです。
それでは、さっそく飲んでみましょう!
スプリングバレーを飲んでみる
基本情報 | 評価 | 特徴 |
苦味 | 苦味は一般的なビールよりもやや強い印象。 | |
香り | 爽やかな香り。 | |
コク | 麦芽を焙煎しているため、豊潤なコクがある。色も琥珀色。 | |
キレ | 後味はコクのわりにスッキリとしている。 | |
酸味 | ほんのわずか感じる。 | |
甘味 | 少しまったりした甘味がある。 |
プルタブを開けた瞬間から爽やかな香りが広がります。
4種類のホップを7日間も漬け込んだだけあって、香りがすごいです。
見た目も琥珀色で美しい。
注いでいる時に気づいたのですが、泡がモコモコで黄色みがかっていました。
苦味はやや強めですが、すっと消えていく感じで後味も良いです。
麦感もガッツリあります。
キリンラガー比で1.5倍の麦芽を使用しているそうですが、渋みがないスッキリとした苦味です。
スプリングバレーの一番の特徴は「豊なコクなのにキレが良い」ことですね!
ラガービールは本来グビグビの飲むものですが、スプリングバレーは少しずつ味わいながら飲んだほうが楽しめそうです。
度数も6%と高めなので、少量でも結構満足できます。
こだわり抜いて作っているだけあって、めちゃくちゃうまいです。
ちょっとお高いけど、スプリングバレーは飲んで正解でした。
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おわりに
いかがでしたでしょうか。
今回は、スプリングバレーをレビューしました。
豊潤なコクに対して、スッキリとした後味が特徴です。
苦味は少し強いですが、渋みのないスッキリとした苦味です。
ガッツり麦感があるけど、飲みやすいビールを探している方にオススメです。
以上、参考になれば嬉しいです。
それでは、酔い週末を!