本記事では第三のビール(新ジャンル)である「本麒麟」の特徴を紹介します。
本麒麟は、ビールに味が似ていると噂のビール。
本当にビールと同じような味なのか、気になりますよね。
今回は、第三のビール(新ジャンル)の原材料や栄養成分から、本麒麟の風味を解説していきます!
こんな方におすすめ
- 本麒麟の味を知りたい。
- 本麒麟が体に悪いか知りたい。
- 本麒麟はビールじゃないのか知りたい。
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本麒麟|ラガービール
本麒麟は、高アルコールとコクが特徴のビールです。
CMでもよく「本物のビール」に近い味と紹介されているので、どんな味か気になる方も多いはず。
それでは、本麒麟の特徴を順に見ていきましょう!
ビアスタイル
本麒麟はラガービール(ピルスナー)に分類されます。
ビールの2大分類
- ラガービール:世界のビールの約90%
- エールビール:クラフトビールに多い
ラガービールの特徴は、軽やかな飲み心地。
ちなみに、日本のスーパーで売られているビールのほとんどがラガービールのため、日本人にとっても馴染みのある風味です。
ラガービールはエールビールよりも個性がない傾向がありますが、さっぱりとしていて安価のため、世界中で愛されるビールとなりました。
原材料
本麒麟の原材料は以下のとおりです。
原材料
- 発泡酒(国内製造)(麦芽、ホップ、大麦、コーン、糖類)
- 大麦スピリッツ
発泡酒+アルコール
ざっくり説明すると、本麒麟は発泡酒にアルコールを混ぜたビールです。
詳しくは「本麒麟はビールじゃない?」の項目をご覧ください。
原材料の特徴は、「コーン」や「糖類」の使用していること。
コーンや糖類は「サッポロ黒ラベル」などでも使用されるビールの副原料です。
コーンやスターチといったトウモロコシ由来のデンプンは、ビールをすっきりとした味わいにする効果があります。
本麒麟は、発泡酒にアルコールを混ぜるため、アルコールの刺々しさを感じると予想されますが、コーンを使用することで、まろやかな味わいに近づけていると推察されます。
成分・カロリー
本麒麟の主な成分・カロリーは次のとおり。
栄養成分等 | 含有量(100mlあたり) |
カロリー | 46kcal |
炭水化物 | 2.4g |
糖質 | 2.3g |
本麒麟の1本(350ml)あたりのカロリーは161kcal、糖質は8gです。
参考
一般的なビールの糖質量:3g(100mlあたり)
本麒麟は一般的なビールと比べると、糖質量は少なめです。
低糖質のため、ダイエット向きですが、ややコクが少なくなることが予想されます。
アルコール度数
本麒麟のアルコール度数は6%です。
本麒麟は「普通のビールよりやや高めのアルコール度数」という認識でOKです。
参考
普通のビールのアルコール度数:4〜5%
価格
本麒麟の価格は350mlで140円〜です。
(2023年7月現在)
ちなみに、実店舗で買うよりAmazonなどのネットショップでまとめ買いした方が安く手に入ります。
なお、酒税の税率の変更により本麒麟は2023年10月に値上げする予定です。
本麒麟が好きな方は、今のうちにまとめ買いした方が良いかもしれませんね^^
本麒麟はビールじゃない?
結論、本麒麟はビール
本麒麟は新ジャンル(第三のビール)ですが、「一応、ビール」と呼んでも良いかと思います。
理由は次のとおり。
ざっくり解説すると、ビールは次の3つに分類されます。(2023年7月現在)
ビールの種類 | 麦芽使用率 |
ビール | 50%以上 |
発泡酒 | 49%以下 |
第三のビール(新ジャンル) | 発泡酒+アルコール |
つまり、主原料である「麦芽」の使用比率によって分類が変わります。
逆に言えば、いずれも「麦芽使用比率が違うだけのビール」と読み換えることができます。
そのため本麒麟(第三のビール・新ジャンル)はビールじゃないのか?という問には、
「一応、ビールの分類」というのが、正しい答えかと思います。
とはいえ、第三のビールは「麦芽」の使用率が低いため、風味はビールに確実に劣ります。
さらに言えば、第三のビールは、麦芽比率の低い「発泡酒」にアルコールを混ぜたものであるため、「アルコールのトゲトゲしさ」を感じることも少なくありません。
本麒麟は体に悪いか?
結論、本麒麟は体に悪くない
本麒麟には「香料」や「人工甘味料」などの添加物は使用されていないため、体に悪くありません。
添加物が使用されていないため、ケミカル感(薬っぽさ)もありません。
また、本麒麟は、発泡酒にアルコールを混ぜただけなので、本物のビールと栄養成分もほぼ同じです。
なお、本麒麟はアルコール度数は6%と、普通のビールと比べて高めなので、注意は必要です。
本麒麟は体に悪くないとはいえ、アルコールそのものが体に悪いので、飲み過ぎると体に悪いのは言うまでもありません。笑
本麒麟の味はうまい?まずい?レビュー・評価
基本情報 | 評価 | 特徴 |
苦味 | 普通のビールなみ。 | |
香り | ややリキュール感のある香り。 | |
コク | 低糖質だが、コクがある。 | |
キレ | トゲのあるアルコール感が残る。 | |
酸味 | やや酸味を感じる。 | |
甘味 | やや甘味を感じる。 |
プルタブを開けると、ややツンとしたアルコールの臭いが。。。
ホップの香りも弱めですが、まだ安さを考慮すれば、まだ許容範囲です。
ジョッキに注いだ瞬間の泡立ちは良いです。
麦芽量が少なく、アルコールを混ぜてあるため、泡は粗めです。
麦芽量が少ないため、泡持ちも悪く、1〜2分ほどでほとんど泡が消えてしまいます。
ちなみに、グラスに注がない場合は、サーモス缶ホルダーがおすすめ。
このように、すっぽりと500ml缶がおさまり、夏でも冷え冷えの状態をキープしてくれます。
詳しくは以下の記事で紹介しています。
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本麒麟の味は?
実際に飲んでみた第一印象は、
「アルコールのトゲがある」
ホップの香りは弱いですが、ケミカル感(薬品のような香り)はありません。
ただ、アルコールの刺々しさがありました。
本麒麟は、発泡酒(麦芽量50%未満のビール)にリキュール(純粋なアルコール)を混ぜた商品なので、ある程度予想どおりの風味でした。
とはいえ、ケミカル感はなく、まずいというまでではありません。
むしろ、低糖質にも関わらず、コクがあるように感じました。
総合的な感想としては、
「やや重めで、グッと飲みにくい」
涼しい時期にゆっくりと飲むには悪くないかと思います。
ですが、夏に「ガッ」と飲むにはやや重く感じました。
本麒麟は、第三のビールでは普段飲みとはいきませんが、いつもとは違う「スパイス」的なポジションでありな商品かと思います。
特に「涼しい季節」で「ゆっくり飲む」時におすすめです^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、キリンビールの「本麒麟」をレビューしました。
特徴は「アルコールのトゲトゲしさ」と「重めの風味」です。
本麒麟はアルコール度数が高いので、お酒があまり強くない方は涼しめの季節にゆっくり飲むのにオススメです!
なお、「濃い目のラガー系」の新ジャンルでは、本記事で紹介した本麒麟よりも金麦ラガー(赤)の方が美味しく感じました。
以上、参考になれば嬉しいです^^