本記事では、生ジョッキ缶とスーパードライとの違いを、簡潔に解説します。
通常のスーパードライに比べ、生ジョッキ缶は「まずい」と感じた方は必見です。
こんな方におすすめ
- 生ジョッキ缶は「まずい」と感じた理由を知りたい
- スーパードライとの違いを知りたい
- 生ジョッキ缶の裏ワザを知りたい
生ジョッキ缶が「まずい」と感じる理由
温度が高いから、まずく感じる
先に結論。
生ジョッキ缶は、普通に飲むと「温度が高い」ため「まずい」と感じる方がいます。
え、何言ってんの?
と思った方も多いかと思います。笑
キンキンに冷やすのが当たり前のビール。
なぜ、生ジョッキ缶は「普通に飲む」と、温度が高くなってしまうのか、理由を見ていきましょう!
生ジョッキ缶が泡立たない理由
温度が「低い」と泡立たない
生ジョッキ缶は、構造上、ビールの温度が低いと泡立ちません。
そのため、キンキンに冷やした生ジョッキ缶は、全く泡立たない「泡なしのビール」になります。
ポイント
- キンキン:泡立ち→悪い
- ぬるい :泡立ち→良い
生ジョッキ缶は、「冷やす」と泡立ちが悪く、「ぬるい」と泡立ちが良い仕組みになっています。
例えば、冷えてても、泡がないと「ビール感」が薄れ、まずいと感じることも。
逆に、泡があっても「ぬるい」と美味しく感じることは少ないかと思います。
このように、生ジョッキ缶は「美味しく飲むための温度管理」が非常に難しいため、まずいと感じる方が一定数いると推察されます。
以下、アサヒビールが公式に推奨する「生ジョッキ缶の温度」です。
内容量 | 推奨温度 | 推奨冷却時間 |
340ml | 12℃未満 | 6時間以上 |
485ml | 10℃未満 | 8時間以上 |
参考
一般的な冷蔵室の温度:2〜5℃
冷蔵庫から取り出したての生ジョッキ缶は、温度が低すぎるため、開封時は全く泡立ちません。
なお、アサヒビール公式の「飲み頃温度」は「4〜8℃」。
体感的には、「推奨温度」ギリギリの「10℃付近」でないと、生ジョッキ缶で十分な泡立ちが確認できませんでした。
つまり、生ジョッキ缶は、冷蔵庫から出した後、少しぬるくなるまで、放置しないと泡が出ないということになります。
または、生ジョッキ缶を手で包んで温めることで泡立ちます。
いずれにせよ、生ジョッキ缶で「泡を楽しむ」ためには、ビールを「キンキン」ではなく、「少しぬるい」状態にする必要があります。
そのため、生ジョッキ缶は、普通に飲むと「温度が高い」ため、「まずい」と感じることがあるという結論になります。
参考
エクストラコールドの温度:-2℃〜0℃
参考までに、アサヒスーパードライ(エクストラコールド)の温度は「-2℃〜0℃」です。
生ジョッキ缶の温度は「8℃〜12℃」のため、「キンキンに冷えている」とは程遠い状態ですよね。
生ジョッキ缶について、まとめると以下のとおり。
温度 | 泡立ち | うまさ |
高い | 良い | まずい |
低い | 悪い | 泡が恋しい |
生ジョッキ缶は、ジョッキに注ぐ手間が無い画期的な商品です。
ですが、「本物のジョッキ」に注ぐのと比べると、「うまさ」は劣ると言わざるを得ません。

とはいえ、生ジョッキ缶はバーベキューなどの野外で楽しむのには、かなり優秀な商品かと思います^^
生ジョッキ缶とスーパードライとの違い
内容量が違う
結論、スーパードライに比べて、生ジョッキ缶の方が、内容量がわずかに少ないです。
とはいえ、本当に誤差のレベルなので、あまり気にしなくて良いです。
参考までに、生ジョッキ缶とスーパードライの内容量は次のとおり。
缶のサイズ | 生ジョッキ缶 | スーパードライ |
小 | 340ml | 350ml |
大 | 485ml | 500ml |
生ジョッキ缶とスーパードライは、価格は基本的に同じです。
そのため、ジョッキに注ぐ予定があるなら、スーパードライの方が少しだけお得です。笑
生ジョッキ缶の裏ワザ
生ジョッキ缶は、逆さまにして冷やすべし
アサヒビールで公式に紹介されている方法ですが、生ジョッキ缶を冷やす時に逆さまにすると、泡立ちが良くなる傾向があります。
ポイントは、常温から冷やす際に、逆さまに倒立させること。
この、ちょっとした裏ワザで、「ぬるくないと泡立たない」と言われている生ジョッキ缶でも、泡立ちを改善させることができます。
プルタブを開けた瞬間に、モコモコと泡立つ感じはすごく面白いので、気になった方はぜひお試しください^^
生ジョッキ缶の飲み方
おすすめは、泡が出たら保冷
生ジョッキ缶は、手のひらで包んで温めることで確実に泡立ちます。
しかし、手のひらで包むことで、少しぬるくなってまうというデメリットも。
そんな時は、保冷アイテムを使うことで、ビールの温度上昇を防ぐことができます。
おすすめは、サーモス
サーモスの缶ホルダーを使えば、缶ビールを冷えた状態でキープすることができます。
生ジョッキ缶の場合、泡が出たタイミングで缶ホルダーに入れれば、最高の状態でビールをゆっくり楽しめます。
こんな感じで、すっぽりと入ります。
普通に使えば汚れることもないので、洗う手間もなく便利。
しかも、一度買えば、半永久的に使えるので経済的です。
バーベキューなどで使えば、注目の的になること間違いなしです^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事では、生ジョッキ缶がまずい・泡立たないと言われる理由と、解決方法について紹介しました。
生ジョッキ缶のポイントは、次のとおり。
温度 | 泡立ち | うまさ |
高い | 良い | まずい |
低い | 悪い | 泡が恋しい |
このように、生ジョッキ缶は、温度が高くないと泡立たないため、まずいと感じる方が一定数いると推察されます。
おすすめの改善方法としては、「常温から逆さまにして冷やす」です。
この方法により、少しだけ泡立ちが改善されます。
以上、参考になれば嬉しいです^^