本記事では、有名な「ハイネケン」の特徴とエクストラコールドの再現方法を紹介します。
ハイネケンは、緑色の瓶の見た目の華やかさと、軽やかな飲み心地で世界中で人気のビール。
ハイネケンは通常、瓶のまま直接飲みますが、今回はあえてグラスを使います。
エクストラコールドにおすすめのグラスも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください!
こんな方におすすめ
- 軽めのビールを探している
- ハイネケンのエクストラコールドを再現したい
- インスタ映えするビールを探している
こちらもCHECK
-
ビールは太る?|ビールを毎日飲んでも太らない方法・理由を紹介
本記事では「ビールを飲むと太る理由」と「ビールを毎日飲んでも太らない方法」を紹介します。 当たり前に知っている基礎的なことから、ほとんどの方が知らない応用的なことまで、できるだけ分かりやすく解説します ...
続きを見る
ハイネケン|ラガービール
ハイネケンは緑色の美しい瓶と、軽やかな飲み心地が特徴のビールです。
なんといっても、ビンのデザインの美しさは圧巻。
乾杯のファーストドリンクをハイネケンにするだけでインスタ映えしちゃいます。
それでは、ハイネケンの特徴を順に見ていきましょう!
ビアスタイル
ハイネケンはラガービール(ピルスナー)に分類されます。
ビールの2大分類
- ラガービール:世界のビールの約90%
- エールビール:クラフトビールに多い
ラガービールの特徴は、軽やかな飲み心地。
ちなみに、日本のスーパーで売られているビールのほとんどがラガービールのため、日本人にとっても馴染みのある風味です。
ラガービールはエールビールよりも個性がない傾向がありますが、さっぱりとしていて安価のため、世界中で愛されるビールとなりました。
原材料
ハイネケンの原材料は以下のとおりです。
原材料
- 麦芽(外国製造)
- ホップ
特徴は「麦芽」と「ホップ」のみというシンプルさです。
ラガービールの特徴はアッサリ、サッパリとした風味。
ハイネケンは、無駄な混ぜ物がないことで、ラガービールの特徴を最大限に引き出しています。
アルコール度数
ハイネケンのアルコール度数は5%です。
ハイネケンは「普通のビールと同じくらいのアルコール度数」という認識でOKです。
参考
普通のビールのアルコール度数:4〜5%
原産国
原産国はオランダです。
ハイネケンの瓶の製造者は「キリンビール」になっているので、ぱっと見だと原産国は日本と思うかもしれません。
よく見ると、米印で以下の補足があります。
※本製品は、オランダ、ハイネケン社のライセンスにより、麒麟麦酒株式会社が製造しております。
ハイネケン社とキリンビールとはライセンスの関係にあるようです。
つまり、ハイネケン社から「ハイネケン」の製造許可をもらった、キリンビールがハイネケンを作っているということ。
なお、ハイネケン社からのチェックも入るため、オランダで製造したハイネケンと味は変わらないです。
ロゴ
ハイネケンは中央の赤い星のロゴが特徴的ですよね!
ちなみに、赤い星のロゴの意味は次のとおりです。
ラベルの赤い星にはどんな意味がありますか?
赤い星は、創業当初から使用されていた当社のブランドマークです。その由来は定かではありませんが、これにはいくつかの説があります。一説によると、この星は、中世のヨーロッパで醸造家が自分たちの醸造酒を保護する神秘的な力があると信じていたシンボルだということです。また別の説では、この星の 4 つの頂点は土、火、水、風の 4 つの要素を表しており、5 つ目の頂点は中世の醸造者たちが制御できなかった未知の力を表していると言います。3 つ目の説は、醸造所の正面玄関に飾られる星の位置によって、醸造が今どの工程にあるのかを示していたというものです。-以下略-
赤い星をロゴとしたのは諸説ありますが、定かではないようです。
結構大きい会社でも、シンボルマークの由来が曖昧なことも意外とあるんですね...!!
ハイネケンの王冠
オマケでハイネケンの王冠です!
王冠は場所を取らないので、コレクションにおすすめです!
売っている場所
ハイネケンを扱っているお店は次のとおりです。
販売店
- ディスカウントストア
- コンビニ
- スーパー
- オンラインストア
ディスカウントストア
ハイネケンは店舗によりますが、ドンキホーテなどのディスカウントストアで販売しています。
ディスカウントストアは比較的安価でバラ売りしているので、試しに買ってみたい時におすすめです。
注意ポイント
大手ディスカウントストアでも、店舗によって取り扱いが違うため、ハイネケンを取り扱っていない場合もあります。
コンビニ
ハイネケンは、セブンイレブンやローソンなど、大手のコンビニであれば販売しています。
店舗と時期によりますが、セブンイレブンでエクストラコールドのハイネケンを取り扱っていることがあります。
手軽に凍るギリギリまで冷えたハイネケンを楽しめるのでおすすめです。
注意ポイント
大手コンビニでも、店舗によって取り扱いが違うため、ハイネケンを取り扱っていない場合もあります。
スーパー
ハイネケンは、お酒の品揃えが多いスーパーでは扱っていることが多いです。
体感的には瓶のタイプで販売されていることが多いです。
オンラインストア(おまけつき)
ハイネケンは、Amazonなどのオンラインストアで購入することができます。
ディスカウントストアやスーパーなどで、手に入れることができますが、店舗によっては取り扱いがない場合があります。
確実に手に入れたい場合はオンラインストアを利用しましょう。
また、ハイネケンのオリジナルグラスもオンラインストアであれば確実に手に入れることができます。
価格
ハイネケンの価格は350mlで208円〜です。
(2022年11月現在)
ちなみに、実店舗で買うよりAmazonなどのネットショップでまとめ買いした方が安く手に入ります。
ハイネケンの瓶と缶の違い
結論、容量と値段のみ違います。
缶 | 瓶 | |
価格 | 208円(税込) 1本/24本(Amazon) | 233円(税込) 1本/24本(Amazon) |
容量 | 350ml | 330ml |
2022年12月現在
コスパは圧倒的に「缶」の方が良いです。
見た目重視で、グラスに注がずに飲みたい場合は「瓶」の方が良いでしょう。
ハイネケンは瓶と缶で味の違いはないため、用途によってどちらを買うかが変わってくるかと思います。
写真は白飛びして見づらいですが、色もは全く同じです。
実際に飲み比べましたが、味も全く同じです。
ちなみに、瓶の方が泡立ちが悪そうに見えますが、瓶を最初に注いで泡が消えてしまっただけです。笑
ハイネケンとバドワイザーの違い
ハイネケンとバドワイザーは、日本の大手スーパーなどで最もよく見かけるビールですよね。
ハイネケンとバドワイザーは味が似ていることから、違いは何か気になる方も多いかと思ったので、違いをまとめてみました。
価格の違い
価格(2022年現在) | ハイネケン | バドワイザー |
350ml缶×24本(Amazon) | 215円 | 178円 ※355ml |
330ml瓶×24本(Amazon) | 220円 | 211円 |
500ml缶×24本(Amazon) | ー | 250円 |
価格は、Amazonの場合、いずれもバドワイザーの方が安いです。
セールなどで多少価格が前後するかと思いますが、330ml瓶を基準にするならば、そこまで価格の違いはありません。
コスパは、唯一500ml缶の取り扱いのあるバドワイザーの方が良いでしょう。
原材料の違い
原材料 | ハイネケン | バドワイザー |
麦芽 | ○ | ○ |
ホップ | ○ | ○ |
米 | ー | ○ |
原材料の主な違いは、バドワイザーに「米」が使用されていることです。
米はビールをすっきりとした風味にするため、副原料として使用されることがあります。
米を使用するビールで有名なのは、サッポロ黒ラベルです。
なお、米などの副原料があっても、美味しいことは変わりませんのでご安心を。
味の違い
味 | ハイネケン | バドワイザー |
酸味 | ○ | △ |
ハッキリと分かる味の違いは「酸味」です。
どちらも軽めのラガービール(下面発酵酵母)のため、味の違いはほとんどありません。
ですが、ハイネケンの方が、バドワイザーに比べて酸味が強い印象があります。
コーヒーで例えるなら、ハイネケンがキリマンジャロで、バドワイザーがブルーマウンテンでしょうか。
(ちょっと雑な例え。笑)
いずれにせよ、味の似ているビールを飲み比べて、味の違いを観察するのもビールを楽しむ醍醐味かと思います。
興味のある方はぜひ。
ハイネケンのエクストラコールドの再現方法(飲み方)
結論、めちゃくちゃ冷えたグラスに注ぐだけです。笑
ポイントは次のとおり。
ポイント
- ビールは冷蔵庫(チルド室)で十分に冷やしておく
- グラスは冷凍庫で凍らしておく
- グラスは厚手のジョッキを使う
順に見ていきましょう!
ビールは冷蔵庫(チルド室)で十分に冷やしておく
ビールは凍ると風味が落ちるので、必ず冷蔵庫で凍るギリギリまで冷やします。
ちなみにビールが凍る温度は約−2℃
できればチルド室を使って、できる限り冷やしておきます。
なお、一般的な冷蔵庫の温度は次のとおり。
参考
- 冷蔵室が2~6℃
- チルドが0℃前後
- 野菜室が3~7℃
大体0〜3℃くらいまで冷やせればOKです。
グラスは冷凍庫で凍らしておく
注意ポイント
グラスを凍らすと、ビールを注いだ瞬間、ビールが凍ってしまうというデメリットがあります。
ビールは凍ると風味落ちるのに、筆者バカなの?って思った人もいるかと思います。
ちょっとおバカなのは認めます。
でも、実際やってみると分かりますが、凍ってしまうビールは全体のほんの一部。
注いだ瞬間に−2℃を下回って凍り始めようとするビールに対し、注がれるビールは0〜3℃ほどのため、すぐさま溶けます。
そのため、凍ることによる風味の劣化は少なく、また凍るのはビールグラスに接触したほんの一部のビールのみ。
さらに、ビールを注ぐことによって起こる対流によってビールグラス内の温度は平準化されていきます。
冷えてうまい > 少し凍ってまずい
少し風味が落ちるデメリットよりも、ビールが冷えてうまくなるメリットの方が大きいです。
グラスは厚手のジョッキを使う
厚手のグラス(ジョッキ)を使うことで、冷却効果が高まります。
また、厚手のグラスであれば、保冷効果もあるため、ラガービールをゆっくり飲みたい時にも重宝します。
ジョッキを選ぶポイントは次のとおり。
ポイント
- 350ml缶:435mlジョッキ
- 500ml缶:630mlジョッキ
実際のビールの量より1.2〜1.3倍ほどの容量のジョッキを選びます。
理由は、ビールの泡分だけ大きめのサイズである必要があるからです。
参考までに、ハイネケンロングネック(瓶)330mlとジョッキをそれぞれ並べてみました。
435mlジョッキ
泡の立て方にもよりますが、330mlでピッタリくらいです。
もちろん、350ml缶でもピッタリにできます。
なぜなら、泡は多少グラスの頂点を超えてもこぼれないからです。
ちなみに、ハイネケンの瓶と缶の違いでも紹介しましたが、ハイネケンは瓶より缶の方が安価で内容量が多いです。
ジョッキに注ぐ場合は、瓶ではなく缶の方がコスパ良いですね!
メモ
厚手のジョッキは割れにくいため、1回買えば長期間使えます。
筆者の使用している東洋佐々木ガラスのジョッキも5年ほど前に買ってほぼ毎日使っていますが、まだ割れていません。
普段飲みのビールが格段に美味くなるのでおすすめです。
630mlジョッキ
630mlジョッキの場合、約500mlでピッタリになります。
ハイネケン(瓶)は330mlなので、1本半ほど注ぎました。
630mlジョッキは、500ml缶を飲む際に重宝します。
メモ
630mlジョッキはまぁまぁ重いです。
この重みが逆に「ガッツリビールを飲んでる感」があって雰囲気が高まります。
女性の方だとやや重く感じるかもしれません。
筋トレと思ってジョッキでガシガシ飲んじゃいましょう!笑
ハイネケンの味は美味しい?まずい?飲んでみた感想
基本情報 | 評価 | 特徴 |
苦味 | 苦味は控えめ。 | |
香り | シンプルなホップの香り。 | |
コク | ややあっさりめのコク。 | |
キレ | コクがない分、キレは良い。 | |
酸味 | 酸味はほどんどない。 | |
甘味 | 甘味はほとんどない。 |
ハイネケンはボトルはおしゃれですが、グラスに注ぐと普通のビールですね。笑
ビンのまま飲みたかったですが、今回はあえてグラスに入れて飲んでみます。
ハイネケンはラガービールのため、泡は粗めで、泡立ちも普通です。
独り言
ギンギンに冷えたジョッキに注がれたハイネケン。
まずい訳があろうか。
いや、ない。
ハイネケンの味は?
実際に飲んでみた第一印象は、
「シンプルで王道」
ホップの香りはほのかに香ります。
ただ、香りは主張しすぎず、わずかに香る程度。
おそらく、ホップの使用量は少なめかと思います。
そのため、苦味もやや弱く、ビールを飲んだ後に感じる「嫌な苦味」はありません。
また、日本の大手ビール会社と比べるとコクもあまりありません。
ここまでだと「水っぽくてまずいビールなのかな?」と思うかもしれません。
しかし、不思議なことに、コクはそこそこなのに、水っぽくないんです。
ビールで印象に残る「苦味」「香り」「コク」「キレ」について、全てギリギリ「心地よい程度」に仕上がっています。
没個性という個性
ハイネケンは、尖った個性を捨てた、クラシカルなラガービールとしては最高の出来です。
ハイネケンには、IPAのようなガツンとした苦味も、エールビールのような華やかな香りもありません。
しかし、全てを平均的「心地よい程度」に仕上げた伝統的なビールの風味は飲む人を選びません。
初めてビールを飲んで、まずいと思った方、苦いビールが苦手な方、逆にたくさんのクラフトビールを飲んだ経験のある方もハイネケンは大好きなビールの一つになるかと思います!
-
ビールは太る?|ビールを毎日飲んでも太らない方法・理由を紹介
本記事では「ビールを飲むと太る理由」と「ビールを毎日飲んでも太らない方法」を紹介します。 当たり前に知っている基礎的なことから、ほとんどの方が知らない応用的なことまで、できるだけ分かりやすく解説します ...
続きを見る
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、オランダの「ハイネケン」をレビューしました。
特徴は「雑味のないシンプルさ」
あまり苦くないので、苦いビールが飲めない女性にもオススメです!
以上、参考になれば嬉しいです。